小石原焼について | うつわめぐり * 小石原焼・高取焼 のお店 *

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2022/07/10 16:39

小石原焼とは、福岡県朝倉郡東峰村の小石原地区で作られる陶器のことです。


東峰村は、平成の大合併により小石原村と宝珠山村が合併して生まれた村で、

中でも小石原地区は、標高500メートルの山々に囲まれたおだやかな盆地にあり、

天空の窯郷とも言われています。


(↓目線の先に雲が。標高の高さがわかります)



この地区の山々からは陶土や長石、鉄鉱石などが豊富に取れ、


小石原焼は、江戸時代前期、約350年前より、

人々の生活に寄り添う陶器作りが始まりました。


同じ土地で茶陶を手掛けていた高取焼と交流を深めながら、


生活雑器としての道を歩んでいき、

とびかんな、刷毛目、藁ばけ、指がき等の独特な模様が入った焼き物が焼形されるようになりました。


大正時代ごろに始まった民藝運動では、


小石原焼は、

「用の美」を極めた器であるとして注目されるようになり


1958年にブリュッセルで開催された万国博覧会では小石原焼が日本館第3部出品でグランプリを受賞。

1975年には、陶磁器では初めて伝統的工芸品に指定されました。


現在も、伝統の技を大切に受け継ぎながら、


そして、従来の小石原焼に捉われない、


新しい作風、デザインの多様性、

鮮やかな色彩も取り入れながら、


食卓に彩りを添える器が作り続けられています。




うつわめぐりでは、

10軒の小石原焼の窯元様にご縁をいただき、


魅力がいっぱいの、あたたかみのある手仕事の器をご紹介させていただいています。 


(ブログにて、それぞれの窯元様の紹介を書かせていただきましたので、ぜひご覧ください↓)





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