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2022/07/10 11:51
高取焼は400年以上も前、
筑前福岡藩主 黒田長政が、陶工・高取八蔵(八山)に、直方市鷹取山の麗に窯を築かせたのが始まりとされています。
その後移窯を繰り返し、黒田藩御用窯として栄えた高取焼は、
当時徳川家茶道指南役であった、茶人小堀遠州の指導を受け、
『遠州七窯』の筆頭として名を高め、
お殿様に献上する器を作陶しながら、茶陶としての道を歩んできました。
1665年に現在の小石原鼓に開窯。
高取家は、代々、福岡藩窯頭取の職務を務め、
明治維新の廃藩置県により御用窯としての作陶は無くなりましたが、
現在も、
陶土を唐臼で搗いて作るきめ細かな土づくりを行い、
華麗な釉薬の調合や、
薪窯を使って焼成するなどの伝統の技法は、
一子相伝にて継承され続けています。
その中でも、唯一の直系窯である高取焼宗家は、
現在でも遠州のお家元にご指導いただきながら作陶されています。
高取焼の窯元は、東峰村には何軒もございますが、
うつわめぐりでは、高取焼宗家様にご縁をいただき、
「日常使いの器」を中心にお取り扱いさせていただいています。
<高取焼宗家> 窯元紹介へ
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